ディスプレー次の50年はハードからアプリケーションへ


= 2020年代、LCDやOLEDに続くMicro LEDの世界が見えてくる=

 

新年明けましておめでとうございます。
2020年の年明けに際し、産業トレンドをアップデートしました。
内容の詳細は、近日中に業界メディアに掲載予定です。

ディスプレー10年サイクルと産業化50年の波が複合し新たな世界を生み出す
(下記図1のPDF版)⇒ ディスプレー産業発展の全貌 

1 ディスプレー産業発展の全貌
 ディスプレー産業は10年毎に新たな市場を生み出し、2020年代には産業化50周年の節目を迎える。ディスプレー産業成長の背景には電子産業の進展があり、更には50年周期の産業発展であるコンドラチョフの波がある。これらの時代の波に乗って、ディスプレーは次なる50年の進化を目指す。更に、ディスプレーの大画面化を実現したアクティブ駆動の実用化(1990年前後)から30年の2020年代には、これまでのハードウエアを中心とした産業からアプリケーションを主体とした空中映像を作り出す新たな技術革新が起きていくと予想される。
ディスプレー産業発展の全貌

 

 

身の回りの空間映像を実現する2020年代のディスプレー
(下記図2のPDF版)⇒ 拡大を続けるDisplayの世界

図2 ディスプレー技術の進化のトレンド
表示性能の着実な向上で市場を広げてきた液晶とフレキシブルを軸にユーザビリティーで逆転を狙う有機EL。ここにマイクロLEDが参入し、2020年代の新たなアプリケーション市場である「空間映像の世界」の創出を狙っていく。拡大を続けるディスプレーの世界

世界で加速するディスプレー技術の進化と産業の拡大

2020年、先ずは年初のLas VegasでのCESショーで、今後の方向を示す様々な内容を調査してきます。2020年6月にSan Franciscoで開催されるSIDでは、2020年代を占う様々な最先端技術の発表もあります。その他アジア各地で頻繁に開催されるイベントでも、行けば必ずディスプレー産業の新たな方向を実感するものに出会うことができます。今年も引き続きこれらの内容を業界企業の皆様に継続的にレポートしていきます。