Technology Online 掲載記事
http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/082700040/
<原文>
ディスプレイ製造の復権を模索する台湾の国際会議と展示会
IDMC’15(International Display Manufacturing Conference)が、台湾の台北世貿南港展覽館にて8/25-28の会期で開催されている(Conference HP; http://www.ieo.nctu.edu.tw/IDMC15/index.html)。SID (Society for Information Display) Taipei Chapter, TDUA (Taiwan Display Union Association) などの主催である。同時開催されているTouch Taiwan 2015 展示会(HP; http://www.touchtaiwan.com/en/index.asp)およびFPD International Taiwan Seminar (HP; http://www.touchtaiwan.com/en/seminarKeynote.asp)などとの相乗効果もあり、多くの参加者で賑わっている。
IDMCのオープニングで挨拶するGeneral ChairのJanglin Chen氏
IDMCは隔年で開催されており、今回は3D Systems and Applications (3DSA) 2015も加わり、ディスプレイ・パネルやタッチ・パネルの製造技術に加えて3Dディスプレイに関するハードや表示技術に関する多くのセッションが設けられている。展示会場には、innovation zoneを設けて、革新的な技術を掘り起こそうという取り組みなどもあり、前回2013年の内容(関連記事 http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20131008/308128/)と比較すると、急速に拡大した中国でのディスプレイ製造の存在に押されて相対的なポジションが低下している台湾の状況を何とか打開しようという意気込みを感じる。